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看護師の行動計画の目的とポイントを知る

看護師になりたての新人時代には、行動計画に苦労させられた人もいることでしょう。朝礼などで発表を余儀なくされる行動計画は、看護師なら必ず作成するもので、書き方や発表に頭を悩ませた人も多いはずです。

行動計画とは、1日の看護スケジュールを立てるいわゆる「TO Do リスト」の事です。何時に何号室の患者さんのところに行って何をするのか、時間毎に予定が組まれ、それに沿って1日の業務を進めていきます。スケジュールだけではなく、5W1Hを基本とするため、「なぜ」「どうやって」も明確にしなくてはなりません。慣れない仕事をこなすのにも精一杯なのに、行動計画を立てるために睡眠不足になってしまうことも新人看護師にはよくある話です。

新人看護師の行動計画は、患者さんたちの看護師全体の看護計画によって行われています。患者さん一人ひとりの容態を含め、どのような看護計画によって治療が行われ、自分はそのために何をするのかを細分化して明確にすることが目的です。

「いつ」「どこで」「誰に」「何を」というのは最低限必要ですが、「なぜ」と「どうやって」は思考回路を用いて看護にあたるための訓練になります。忙しさに振り回され「先輩に言われたのでやった」というのは新人看護師であってもやってはいけません。いかなるときも患者さんの確認、医師の確認が必要不可欠です。

行動計画を立てたら実際にその通り動いていくのですが、きちんと行動計画立てられるようになると「悩まずに」行動できるため、迅速で正確さが伴います。もちろん例外な出来事はおこらないとは限りませんが、業務終了時には、その行動計画を実施した結果と評価を得て1日の仕事は終了です。

行動計画を立てることの重要性をより深く理解したい方にはこちらのサイトもおすすめです。